標的タンパク質とリガンドの結合親和性を精密に計算する
Free Energy Perturbation (FEP)
杉田有治(理化学研究所開拓研究本部 杉田理論分子研究室 主任研究員)
尾嶋 拓 (理化学研究所生命機能科学研究センター 研究員)
李 秀栄 (理化学研究所生命機能科学研究センター 研究員)
標的タンパク質とリガンドの結合親和性を精密に計算する
・複数の医薬候補に対して結合親和性計算をすることで、薬効の高いリガンドを予測することができる
・リガンドー標的タンパク質の相互作用を解析することで新規医薬の設計に役立つ
【参考文献】
[1] H. Fujitani, Y. Tanida, A. Matsuura, Phys. Rev. E 79, 021914 (2009)
[2] S. Boresch, F. Tettinger, M. Leitgeb, M. Karplus, J. Phys. Chem. B 107, 9535-9551 (2003)
[3] J. Wang, Y. Deng, B. Roux, Biophys. J. 91, 2798-2814 (2006)
FKBPとリガンドの結合親和性計算に適用し、実験結果をよく再現できることを示した。
マニュアルは https://www.r-ccs.riken.jp/labs/cbrt/tutorial/ からダウンロード可能
M.P.Allen,D.J. Tildesley. Computer Simulation of Liquids. Oxford Science Publications,2017
https://www.r-ccs.riken.jp/labs/cbrt/
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